2013-01-14から1日間の記事一覧

ベルクソンの「意識平面」説 1

ベルクソンの『物質と記憶』は、身体と精神の関係について、記憶(あるいはその欠如としての失語症)といふ現象を取上げて論じた本で、1896年に初版が出た。彼の主張は、その後の神経科学の発展に照らして、何らかの意味を保つてゐるのだらうか。出版100周年…