2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

疑ふことを知らぬ体制派と従ふことを知らぬ反対派

東電福島原発の事故に関する議論を見てゐて、推進派は疑ふことを知らず、反対派は従ふことを知らない、といふ印象を持つた。そして、アラン(1868-1951)が、権力者には従はなければならないが、心まで許す必要は無い、といふ趣旨の文章を書いてゐるのを思ひ出…

量子力学の巨視的な効果

6月号の"Scientific American"誌に、Vlatko Vedral 氏の"Living in a Quantum World"といふ記事が出てゐる(p.20-25)。普通、量子力学は分子や原子レベルの微視的な現象にだけ有効なもので、巨視的な世界では、相対性理論も含めて、古典的な物理学が適用され…

エリートの衰亡(公務員の場合)

これまでの日本が「お上」任せで何とかやつて来られたのは、戦後の混乱が落ち着いた後には、政府の力が問はれるやうな大事件が比較的少なかつたことと、かつての日本のエリートがそれなりに立派だつたことに依る。何故、日本のエリートは堕落したのか。国家…